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ヤエさんと7匹の猫生

猫はウンチの前後に走る

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少し腰を浮かせて

27 ウンチの前後は走る

 お母さんが走り回ることがある。

はじめは猫の運動会か、と気に留めなかった。

何度か見かけるうちにその行動の発現条件を発見した。

ややうなりながらあちこち勢いよく走っていたかと思うと、玄関の猫トイレに駆け込んでザクザクと穴を掘り、自分のお尻や足に便が付いたりしないように腰を高めに浮かして排便する。

「早く片付けてね」

終えるとまたザクザクと排泄物に砂をかけて隠し、猫トイレからピュッと飛び出て走り出す。

漫画家の大島弓子さんは排便前後の走りを「ウンチハイ」と呼んでいる。

用足しが済むとお母さんは玄関のトイレから私のいるこたつまで、廊下や室内を勢いよく走ってきて、私がそれを片付けるまで、もの言いたげに視線を送る。

家にいてこの場面に出くわすときは、結構面倒だ。

私がいないときには、排泄物を私に片付けてもらえなくても、お母さんは走るだけで諦めているのだろうか。

ちょいと失礼
ちょいと失礼

お母さんは私がいるときに排便することが多い。

私が帰宅すると排便するような気がする。

排便中は無防備になるので、飼い主が戻ってきて安心して排便できる環境が整うと排便するらしい。

自閉症のお子さんも学校から帰って、安心できる自宅のトイレで夕方ゆっくりと排便する子も多い。

また、猫はきれい好きだから、片付ける人がいるときに済ますともいえる。

用心深いというか、神経質というか、こだわるというか、お母さんは野良の暮らしがあったので、安心安全を大事にするのだろうか。

丁寧なお手入れ

トイレが済むと、丁寧な丁寧なお手入れをする。

きれい好きで助かる。

 

  

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