不安や緊張が強い子は学ぶ教室や1週間の過ごし方をモニターして始業式に備える

桜が咲いて、入学式が近づきました。

小学校2年生以上の子どもさんも、新学期ですね。

不安や緊張の高い子どもさんは、入学式の1時間前に、入学式の会場である体育館を、親子で見ておけるといいかもしれません。

入学式の会場を見ておく

入学式の会場とトイレを見たら、また車で休んでもいいし、学校内を親子で見せてもらってもいいし、一番に会場にいてもいいですね。

不安と緊張で、子ども席に座れないお子さんは、保護者と一緒に、保護者の席に並んでいて良いか、先生に聞くと良いと思います。

途中で、席を立っても大丈夫です。

お水を飲んだり、トイレに行ったり、非常口を見たりすれば、また戻れます。

体育館に戻れない時は、先に1年生の教室に親子で行って、持参した本を読んだり、塗り絵などをして待っていてもいいですね。

学ぶ場所のモニター図

お子さんの学ぶ教室がわかったら、夜、お家で、学校の案内図を一緒に書くと良いかもしれません。

ホワイトボードなら、書いたり消したりが楽です。

建物全体を大人が描いて、付箋紙でクラスの名前を貼って行くのもいいですね。

1(年)から6(年)の数字だけを、子どもさんがなぞり書きするのも、良いかもしれません。

登校2日目や3日目に、学校で先生から下の図のようなプリントをもらって、自分のクラスを赤鉛筆で塗るのも楽しいです。

学ぶ場所がモニターできたら、1週間の過ごし方もモニターしてみましょう。

1週間の過ごし方のモニター図

1週間の過ごし方についても、新学期の初日から、全体が見えると安心かと思います。

不安や緊張が高いお子さんには、こんな風に描いてあげながら、予告して、話し合えるといいですね。

もちろん、4/8金曜日、週末には、担任の先生が、来週の月曜から金曜5日間の予定表プリントをくれます。

お家では、土日の過ごし方を、話し合えると、いいかもしれないですね。

4/9~10の土日にも、話し合えます。

2学期3学期の始業式や行事も、こんなふうに全体を見せて、絵や文字に書いて予告しましょう。

ゲームから離れるには お手伝いをしてもらおう

春休みに、はまってしまったゲームも、取り上げたり禁止したりするのは、すぐには難しいです。

それよりも、一緒にしてほしいお手伝いの仕事をお願いする事で、ゲームから離れる時間を増やす、というほうがいいと考えます。

ゲームから離れてもらうには、大人も子どもに時間をく必要があります。

ご飯作りのお手伝いと、後片付けができるだけでも、ものすごい生活の自立です。

お母さんがやってしまえば早いことも、是非今度の土日から、1つでも一緒に始めてみてください。

子どもたちは、心機一転、結構4月を頑張るものです。

そして、疲れた頃に、ゴールデンウィークがやってくるんですね。

コロナ禍で、どこへも行けないと思うので、お手伝いで、身体を動かす楽しみを、家族で作って下さい。

お弁当を作って、近くへ、ハイキングやサイクリンやに行くのも、いいですね。

できないことに出会っても お手伝いでできることを思い出そう

自信のない子どもさんには、得意なこと、できたこと、やったことを認めることが大切です。

お手伝いをしてもらって、たくさん褒めたり、感謝したりして、子どもに自信を持たせましょう。

家庭でお手伝いをさせておくと、学校でもきっと、お手伝いやお当番を、たくさんできる人になります。

食事の配膳の仕方、ゴミの集め方、雑巾の絞り方、など、家事手伝いは、小学校1年生が、学校で初めて経験することと繋がっています。

お母さんが個別指導してくれたら、学校でもきっと、自信を持ってチャレンジできます。

自信をなくしたら 得意なことを思い出そう

できないことに当たって、「僕なんかだめだ」と、100%自分を否定してしまう子どもさんには、下のような図を描いて「ピカチュウの絵がとても上手だね。マインクラフト のダイヤモンド鉱石をダイヤモンドらしくキラキラに描けるね。あなたの得意なことは、なくならないよ。」と言ってあげてください。

「自分なんかダメだ」と悲嘆に暮れていたら、保育園で描いた絵や、一緒に作った工作を、スマホの写真で見せてあげてください。

お手伝いしてくれた日のカレンダーに、花丸を書きめていけば、それも自信になります。

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