16 灰色猫の個性
私が灰色の背中を撫でると、灰色は恍惚となる。
感覚に生きるタイプの猫だ。
野性的で狩りが命らしい。
頭が小さくて背骨や手足が長い。
お母さんと同じ三角顔できつねのように目が釣りあがっている。
手足の長いサバトラの灰色猫
ずんぐりむっくりのお母さんに比べると、サバトラの灰色は八頭身美人ですらっとしている。
お母さんの体重は3キロ半、灰色は4キロある。
お母さんより大きい猫になった。
灰色にウェットフードも与えてみた。
カニかまぼこも、色々な種類を試した。
灰色は「オホーツク」というカニかまブランドが、一番好きらしかった。
カニかまをたくさん食べても、灰色の狩りは止まらない。
メスなのに野性的な灰色猫
飼い主に与えられる餌と、自分で獲る獲物とは、灰色にとって意味が違う。
灰色は我が家に来たときは、栄養失調か病気か、脇の下の毛がなかった。
小さいときからずっと、下痢気味の便が続いている。
軟便の猫ちゃんには、ヒルズの消化ケア i/d が良い。
普通の良い便に変わります。
獣医さんからは、特に病気の指摘はない。
お母さんも灰色も2匹とも、避妊手術後の経過もよく元気である。
灰色は現在11か月、成人した。
灰色は子育ての代わりに、お母さんの頭をときどきなめてやっている。
母娘2匹で仲良しである。
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