算数九九6の段 間違えやすい漢字 カタカナ長音

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教材No.41-1 算数九九6の段 難しい口誦の同時提示・同時比較

 小学校2年生の秋には 算数6の段を学習する。

6の段で口誦が難しいのは6x4=24 6x7=42 6x9=54 の三つである。

6x4=24が記憶登録されたために、6x7=24となることがある。

ここは、単独の口誦練習だけで習得させようとしても、音韻記憶の混乱が起きやすい。

音韻の混乱を招きやすい「し」「しち」については、下のリンク先 2020.10.15投稿の ”掛け算九九の正答教授法” を参照されたい。

掛け算九九の正答教授法
教材No.33-1 掛け算の基礎は 足し算 掛け算九九の基礎は、足し算である。いくつずつ増えるという、加算の▢穴埋め問題が自由自在でないと、掛け算も難しい。小学校2年生の算数九九では、まずは5の段を学習し、次に2の...

記憶を分けるには、教師用の九九カードを、黒板に、6x4 6x7 の2枚を同時提示して、目で同時に見せる必要がある。

算数は左から書くことになっているので、左に6x4のカードを置き、右に6x7のカードを置き、カード裏には 4 と 2 に下線を引いて、6x4は20代で小さい、6x7は後半なので40代になるということを解説する。

そしてこれは、6の段終了まで、黒板最上段に、同時提示して見せておくと良い。

耳からの情報だけで成立しない時、視覚的な情報が整理や記憶の助けになる。

また6x9=45と言いやすい。

5x9=45を学んだためである。

ここも6x7=2 6x8=8と答えの40代が続いて、最後は6x9=4と答えが50代になるからねと、54になることを強調する。

6x4 6x7 に 6x9 を加えて、三枚のカードは黒板の最上段にしばらく並べておく。

何が同じで何が違うか、言葉の発達とは、中野が言うように、「物を分けていく時に、言葉が発達する」のだ。

教材No.41-2 似ている漢字の同時提示・同時比較・差異の言語化

2年生の子ども達が、国語の漢字プリントで、「麦茶」を学習していた。

「茶」という、漢字を「答」という感じにしている子どもが、33人中、4人い4いた。

こういう時は、視覚的な助けがいるので、お茶の木と葉っぱの絵を描き、「お茶は木の葉っぱから取れるので、草かんむりや木に近いカタカナのを書きます」という解説が、子どもの記憶を助ける。

また弁別素性の差異を際立たせるために、「『答』は『答え合わせ』というように合うという字になっています」と解説する。

以上のように、単独提示・単独学習だけでは、記憶は弱く、同時提示・同時比較・差異の言語化によって、記憶が助けられる。

教材No.41-3 カタカナ長音の法則性

三つ目は、2年生の子ども達が、カタカナの長音を復習していた。

問題文は、プリントに文章で、ひらがなで書いてある。

例えば、問題文の中に登場する書きかえは、「さっかる、ちむ、、じゅす、けき」などであった。

答え合わせの最後に先生が、カタカナにすると長音になる平仮名をで囲んだ。

ひらがな母音の「あいうえお」が、カタカナでは長音になる。

発見のコツ・整理のコツ(法則性)を、「まとめ」で伝えておくことが大事だと思った。

カタカナの「シ」は、書記運動が「横横横」だ。カタカナの「ツ」は、書記運動が「縦縦縦」だ。同時提示・同時比較・教師の強調で分かる。

教材No.41-4 個別支援での発見を集団指導に生かす

上記3点のような、子どもの九九言い間違い・漢字書き間違い・長音法則の未発見は、個別指導のほうが気付きやすい。

個別の机間巡視で気づきやすい上記のようなことを、通常学級に支援に入ってくれる支援員の先生が、担任の先生と5分休みに、ちょこっと話し合えると良いと思う。

個別の机間巡視で気づいた点を、担任の先生に伝えて、担任が集団指導に生かしていく。

そういう連携が大事に思えた。

通級指導教室の先生が個別指導で気づいたことを、通常学級担任の先生と連絡し合うのと同様である。

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