特別支援教育

特別支援教育とは

特別支援教育は脳外で見比べて学習し脳内イメージを作る

教育仮設No.6-1 脳内作業を可視化する 自分が脳内で考えているすべての事象を、相手に実物で提示することはできない。例えば、友達に「昨日電車で東京へ行った」と話す場合、電車という乗り物も、東京という街並みも、相手に実物...
特別支援教育とは

発達障害児の注目をうながす方法

教育仮設4-1 指差す見る・聞く・考える・書くなどの作業を、いくつか同時に行なうことが苦手な子どもには、「見てください」「聞いてください」「考えてください」「書いてください」と、単一の行動を指示することが原則である。TO...
特別支援教育とは

学習を取り掛かりやすくする方法 指導例3

教育仮設3-1 苦手に配慮する・楽しいプリント・緩衝行動 E君も、書くことをとても嫌う、子どもさんだった。1日6時間、週に5日間、歴年齢の子ども達のように、週に29時間、先生の指導計画通りに学習するということは難しかった...
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特別支援教育とは

学習に取り掛かりやすくする方法 指導例2

Dくんは、文字を書くことを嫌がる。2桁の加減算、繰り上がり繰り下がりの筆算も、苦手だ。通常学級で、皆と同じように行動したがらず、隣の空き教室で、支援員さんと2人で過ごしている。学校側も先生方の時間をやりくりして、週に8時...
特別支援教育とは

学習に楽に取り掛かる方法 指導例1

教育仮設No.1-1 梅津八三の接近仮設にならったアプローチ 梅津八三の教育の接近仮設にならって、(梅津は接近の足場となる仮設という意味で「仮設」を使う)➀現勢の保障、➁同行、③確定域の拡大、④踏み出し、をアプローチの柱...
数・算数・数学

時計の学習の方法

教材No.47-1 時刻の学習も3者を同時提示➀ 正時くもんの時計の学習カードや、教科書の時計の学習のように、まず一番に、正時(ちょうどの時刻を「せいじ」という)を読めるようにしたい。左はくもんの「時刻と時間ドリル」正時...
漢字

漢字を覚える方法

理論編教材No.46-1 漢字の記憶も分解と合成 国語が専門ではないので、本日投稿する漢字についての理論の正確性には自信がない。疑問があれば、みなさんからのコメントで受けたい。小学生で覚える漢字が1006字あり、それを含...
文字・国語

拗音の学習の方法

教材No.45-1 拗音の事象を言える➀絵カードを見て、拗音を含んだ物の名前が、言える。⇩ 絵カードは市販品。文字付はベビーブックの付録カード。➀教材No.45-2 拗音の文字を読める➁文字を手がかりに、拗音を含んだもの...
数・算数・数学

算数文章題多少比較構文の心理学的な工作方法

教材No.44-1 子どもの認知や心理に基づいた教材 中野尚彦の教材の発想は、天才的である。野生児のビクトールに直接法(カップに隠されたくるみを記憶しておいて取る)を授けた、イタールをしのぐ発想だ。もちろん、初期学習の中...
数・算数・数学

算数文章題比較構文のわかりやすい提示方法

教材No.43-1 算数文章題比較構文の難しさ  算数1年生の教科書の最後の方で、「図を使って考えよう」という単元が登場する。いわゆる、算数文章題である。そこに「多い・少ない」の比較構文が登場する。例えば、東京書籍発行の...
文字・国語

自閉症スペクトラムのかたの敬語習得の方法

教材No.42-1 敬語は2つ目の言語 言語能力の高いアスペルガーの方を除いて、カナータイプの自閉症の方や知的障害のある自閉症の方は、2つの言葉を使い分けるということが、苦手な様子がある。1つの言語形態しか、持てないよう...
数・算数・数学

算数九九6の段 間違えやすい漢字 カタカナ長音

教材No.41-1 算数九九6の段 難しい口誦の同時提示・同時比較 小学校2年生の秋には 算数6の段を学習する。6の段で口誦が難しいのは6x4=24 6x7=42 6x9=54 の三つである。6x4=24が記憶登録された...
数・算数・数学

お金の学習と表記 3

ルーティーンの自主変更 臨機応変の行動 28歳の自閉症の一平くんと、病院小児科で、3週間ぶりに学習した。一平くんはこの日、臨機応変の行動を、自発的に取れた。16時が予約の約束の時間で、一平くんは診察室に入って来るなり、5...
数・算数・数学

分数の意味を分かりやすく教える方法

教材No.39-1 生活算数の中にある分数の土台 算数の分数は、小学校2年生の2学期に、折り紙を1/2、1/3、1/4、1/8にすることが初めて登場する。算数の土台は、生活の中にある。生活の中で分数を体験出来ていると、分...
数・算数・数学

三角形と四角形の効果的な学習の方法

教材No.38-1 三角形と四角形の教材の作り方   三角形と四角形の教材の作り方は、工作画用紙やボール紙と、ハトメパンチを用意する。上記の材料で、下の画像のように、様々な三角形と四角形を先生が作っておく。中野尚彦 考案...
数・算数・数学

図形の学習に身振りを取り入れて記憶を助ける方法

教材No.37-1 発達心理学から考えて 教育に身振りは必要 育児も保育も教育も、大人が子どもに対して行なう活動だ。大人は、音声言語系のやり取りで暮らすことに慣れていて、実物や身振りサインをほとんど使わない。しかし、0歳...
数・算数・数学

お金の学習と表記 2

教材No.36-1 複数種類のお金の合算表記 一平くんは28歳、音声言語がほとんどない。高等特別支援学校を卒業して、”ありさんち”という作業所に通っている。一平くんが7歳の頃から、22年の付き合いだ。一平くんは私と、2桁...
数・算数・数学

お金の学習と表記で実感を付ける方法

教材No.35-1 算数の実感「仲間集め・仲間分け」 数概念が形成されるのは、一般には、6歳半から8歳頃にかけてである。小学校1年生の算数は、はじめに、仲間づくりと、数えることを学習する。並べる・分ける・集める・数える・...
数・算数・数学

算数四則文章題の解き方

教材No.34-1 文章題の絵が描ける 算数四則文章題の解き方のコツは、3つある。一つ目は、文章の意味が分かり、文章題の絵が描けることが、重要である。子どもが絵を描けない時は、大人が絵カードを準備しておく必要がある。四則...
数・算数・数学

掛け算九九の正答教授法

教材No.33-1 掛け算の基礎は 足し算 掛け算九九の基礎は、足し算である。いくつずつ増えるという、加算の▢穴埋め問題が自由自在でないと、掛け算も難しい。小学校2年生の算数九九では、まずは5の段を学習し、次に2の段を学...
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