数・算数・数学

図形の学習に身振りを取り入れて記憶を助ける方法

教材No.37-1 発達心理学から考えて 教育に身振りは必要 育児も保育も教育も、大人が子どもに対して行なう活動だ。大人は、音声言語系のやり取りで暮らすことに慣れていて、実物や身振りサインをほとんど使わない。しかし、0歳...
数・算数・数学

お金の学習と表記 2

教材No.36-1 複数種類のお金の合算表記 一平くんは28歳、音声言語がほとんどない。高等特別支援学校を卒業して、”ありさんち”という作業所に通っている。一平くんが7歳の頃から、22年の付き合いだ。一平くんは私と、2桁...
数・算数・数学

お金の学習と表記で実感を付ける方法

教材No.35-1 算数の実感「仲間集め・仲間分け」 数概念が形成されるのは、一般には、6歳半から8歳頃にかけてである。小学校1年生の算数は、はじめに、仲間づくりと、数えることを学習する。並べる・分ける・集める・数える・...
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数・算数・数学

算数四則文章題の解き方

教材No.34-1 文章題の絵が描ける 算数四則文章題の解き方のコツは、3つある。一つ目は、文章の意味が分かり、文章題の絵が描けることが、重要である。子どもが絵を描けない時は、大人が絵カードを準備しておく必要がある。四則...
数・算数・数学

掛け算九九の正答教授法

教材No.33-1 掛け算の基礎は 足し算 掛け算九九の基礎は、足し算である。いくつずつ増えるという、加算の▢穴埋め問題が自由自在でないと、掛け算も難しい。小学校2年生の算数九九では、まずは5の段を学習し、次に2の段を学...
介護の見通し

ヤエさんを見送って 三回忌

15年間の在宅介護で98歳のヤエさんを見送って、数年経った。ヤエさんは、25歳で終戦を迎え、そこから美容師になって85歳まで60年間働いた。今ヤエさんは、ヤエさんの好きな、ふるさとの山の麓に眠っている。いつも一生懸命な人...
数・算数・数学

算数2桁の表記と繰り下がりの方法

教材No.32-1 11以上の数表記 2桁 最近、算数に渋滞を示す小学1年生と、学習した。心理検査WISC―Ⅳでは、 IQ が100前後あり、言語発達は歴年齢発達に相当していた。算数は、10までわかるが、11・12・13...
数・算数・数学

算数の数直線を形成する方法

教材No.31-1 お金の計数 数字と量が一致するようになると、算数加減算を学習する。2桁以上の大きな数を学習するために、数直線も登場する。数字と量に実感がなくても、数直線や大きな数を学習できる子どももいる。実感がないと...
数・算数・数学

算数加減算の記号の意味がわかる方法

教材No.30-1 5まで10までの 数字と量が一致する指型・算数ブロックなどで、5まで10までの数字と量が一致すれば、加減算に進める。教材No.30-2  5 +α を学習する+記号の意味の「両手を合わせる身振り」が大...
数・算数・数学

算数ブロックの効果的な使い方

教材No.29-1 1~5の系列化、階段木製だんご挿し教材の楽しみ方 | 猫ちゃんブログ の教材No.26で、木製だんごの系列化、だんご階段1~5を紹介した。続いて 序数と基数の形成の方法 | 猫ちゃんブログ の教材No...
数・算数・数学

10までの指型を形成する方法

教材No.28-1 指型と数字 ベビーサインというものがある。音声の言葉をまだ話せない1歳から2歳くらいの間に、言葉に代わる身振りで、要求や気持ちを伝えるサイン言語だ。NHK TV 2000年 身振りサインカード教材の紹...
数・算数・数学

序数と基数の形成の方法

教材No.27-1 タイル階段の発祥 私の知る限り、タイルの階段については、前東孝儀(まえひがしたかよし)の報告が、講座;重度重複障害児の指導技術第5巻「課題学習の指導」193~200頁(岩崎学術出版社1979年)に、早...
玉入れ・填め板

木製だんご挿し教材の楽しみ方

教材No.26-1 運動感覚を満たす教材再び子どもはボールが好きだ。玉入れが好きだ。子どもは運動したい存在、手を使いたい存在なんだと思う。発達の経過がそうなっている。大小や長短から数概念を形成する方法 教材No.25、数...
分類・色・大小・長短

大小や長短から数概念を形成する方法

教材No.25-1 3種類の大きさ比べ 数概念の形成は、玉入れや棒さしから、すでに始まっている。数概念のわかりやすい土台は、大きさ比べや長さ比べである。円形の填め板の大中小の3種類の枠に、それぞれ大中小の木片を合わせられ...
教材づくりの順序

数概念形成の教材と指導法2

数の概念形成学習の、主な教材の概要について、後半を紹介する。教材No.31 いったん10と書いて、0の上に1・2・3・4・5を書くと、11・12・13・14・15と書けるようになる。いつでも補数を見られるように、紙を載せ...
教材づくりの順序

数概念形成の教材と指導法1

文字や数の系統性の概要については、文字や数の系統性と指導の方法 に投稿した。また言葉の概念形成の概要については、ことば形成の方法とことば形成の教材 にまとめた。言葉の教材に関しては、運動感覚を満たす教材の紹介 ~作文を取...
文字・国語

作文を取り掛かりやすくする方法

教材No.24-1 脳外作文 単語から文章構成へ移行する方法 ~能動的行動と受け身の行動の 言語化の方法 の文章構成の学習で、子どもの書く負担を減らして、考えることに集中してもらうために、単語カードによる文章の構成を継続...
文字・国語

能動的行動と受け身の行動の 言語化の方法

教材No.23-1 家と自分を基準にする 教材は、絵事象と、単語カードと、矢印カードを下の画像のように用意する。受け身の行動の単語カードと矢印カードは、差異を際立たせるために青色とした。絵事象の登場人物は友達と僕、 場所...
文字・国語

こそあど言葉の形成の方法

教材No.22-1 こそあど言葉 指示語「こそあど言葉」を、小学校3年生の国語で学習する。大抵の子どもは、小さい時から、家族が話すのを聞いて、指示語を身につけていく。小学校3年生のじゅんちゃんは、お母さんがじゅんちゃんに...
文字・国語

能動文・受動文の形成の方法

教材No.21-1 動詞の学習動詞の学習は、動詞の学習の進め方 の教材No.18で、「食べる・飲む」で行なった。動詞の学習が不足しているようであれば、写真や身振りや文字で、動詞を様々に学習し、横の発達(びわこ学園の創設者...
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