発達障害

特別支援教育とは

しつけや教育が難しい子どもとのかかわり方を一変させる方法

家庭の育児で、育てることが難しい子どもがいます。学校の教育でも、一緒に学習することが難しい子どもがいます。その時は、我々の側に合わせてもらうのではなく、子どもの得意な領域に我々が合わせて係わります。不安、過敏、こだわり、...
ソーシャルスキル

離席する子どもが授業に集中して参加しやすくなるソーシャルスキル

小学校3年生のS君が、病院小児科の療育に、お母さんと見えました。小学校3年生の国語と算数の勉強は、S君にとって、だいぶ難しいです。勉強が難しいと、先生の話に集中できず、授業から離れる行動が起きやすくなります。しかも、35...
保育/保育園

ソーシャルスキルは音声の言葉で説明するよりも絵を見せると発達障害がある子どもに一瞬でわかりやすい

我々大人は、「音声」だけを言葉だと思っています。ところが心理学者の梅津八三によれば、赤ちゃんが泣く行動そのものも、幼児がクレーン車を指差す指さしも、身振りも、実物・模型・写真・絵も、文字も音声も、それら全てが「言葉」にな...
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保育/保育園

気になる行動の消去を考えるよりも得意な行動を伸ばして満足を共有するとブレーキもかかる

発達障害があるといわれる子どもたちも、子どもの発達という大きな枠組みの中にいます。乳幼児は、触覚が一番優勢で、何でも触りたがります。言葉の発達につれて、直接触らなくても、目で見るだけで、済むようになります。発達障害がある...
ソーシャルスキル

大人の発達障害のかたの働き方と対人関係性を優先するコミュニケーション

小さなことにとてもこだわるという点で、私は自閉症スペクトラムのかたに近いこだわりを持っています。子どもの頃から、洋服の襟のタグがチクチクして嫌で切り取ったり、時計の秒針のチクタクが気になって眠れないから無音の時計を買った...
子どもの行動理解

家庭学習や放課後学習および通級指導教室の個別学習のはじめを取り掛かりやすくする絵本・シール・ホワイトボード・iPad

子どもの好きなこと、子どもの得意なことの、情報を集めることは大切です。乗り物、昆虫、恐竜、トーマス、ポケモンGO、マインクラフト、ピクミンブルームなど、子どもの確定域となる趣味を知りましょう。係わりの冒頭に、確定域の教材...
子どもの行動理解

子どものマスクがあごに下がって鼻や口が出てしまう理由と対応

コロナ禍の子どもたちは、保育園や小学校、放課後学童でも、先生の指導のもと、毎日素直にマスクをつけています。集団が密になったり、対面で唾が飛んだりする状況を、避けようと、子どもなりに協力しています。コロナは、いつどこで、自...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 4 否定され自信がないと暴言暴力が起きる

子どもの暴言や暴力には、理由があります。認めてもらえたという実感がないと、自分という存在に自信がないと、暴言や暴力という二次障害が起きやすくなります。自分に自信が持てない子どもさん、暴言や暴力が起きやすい子どもさんは、手...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 3 多動 衝動 不注意 の原因と対応

子どもの多動・衝動・不注意には原因があります。多動・衝動・不注意を消去しようとするのでなく、原因を読み取って、苦労に共感し、適応のコツを大人が見つけましょう。多動の原因子どもの身体は、5歳で完成します。色々とできるように...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 2 想像できない 不安 かんしゃく

大人から見た、子どもの困った行動には、子どもの考えと理由があります。理由もなく、かんしゃくを起こすわけではありません。今回は、「困った行動には理由がある」の、その2です。2022年 by 猫ちゃん想像できない➡分からない...
ソーシャルスキル

社会適応のためのソーシャルスキル獲得にはどんな理解が必要か?

保護者から、ソーシャルスキルの相談を受けることがあります。ソーシャルスキルとは、社会という外側に、自分の行動を合わせていく技術です。外側に合わせてばかりいると、自分を開きすぎて、疲れます。何かつらい出来事があった時は、閉...
育児/療育

発達障害グレーゾーン定型発達とは適応調整の苦労と支援の必要度をあらわす

「障害」についてどうとらえるか、保護者や同僚から聞かれることがあります。梅津八三は、生きものすべてを、信号系活動および行動体制変換という軸で考え、障害という境界線を語りません。行動の調整度に粗大と微細があり、それらを使い...
保育/保育園

子どもの発達は理想通りにはいかない、鉛筆もカルタもジャンケンも何が難しいかを理解することで次のステップが見えてくる

子どもの行動を丁寧に細かく見つめることができると、子どもの今の段階を理解できます。目の前の子どもの行動を見ないで、子どもの理想像を追いかけると、その子の発達の順序を無視した自己無能感に追いつめることになり、子どもを苦しめ...
子どもの行動理解

じゃんけんの指は「ぽん」では変更できず「あいこでしょ」では変更できる2通りの使い分け

保育園の5歳の子どもさんで、「じゃんけんに参加はするけれど、じゃんけんの意味が分かって行動できているのか、不明なので見てほしい。」という相談がありました。じゃんけんでは、じゃんけんの3種類の指型が作れる、2人でじゃんけん...
ソーシャルスキル

ソーシャルスキルトレーニングの投稿案内

今回も、可能な限り、ソーシャルスキルトレーニング記事を、小さいお子さんから年齢順に並べます。大人が頭の中でイメージしている予定や、「走らない」「降りて」「開けといて」「喧嘩しないで」などの常識やスキルを、填め板・マグネッ...
子どもの行動理解

発達障害の小学生の行動理解

発達障害とくくらずに、「子どもの行動理解」を、2020年11月から投稿して来ました。「発達障害」とある方が、検索して読みやすいというご意見を頂いたので、関連している投稿を年齢順にまとめます。今回は、小学生の行動理解が中心...
育児/療育

兄弟関係が難しい子どもの育児の方法

子どもの心理を、動物行動学から学ぶ猫が膝に乗って甘える、猫が不安から威嚇攻撃する、などを我々も見かけます。膝に乗る、兄弟喧嘩するなどは、人間の子どもにも見られる行動ですね。動物行動学者のコンラート・ローレンツは、上位の行...
保育/保育園

保育園幼児期の子どもの行動を理解する投稿案内

今回は、子どもの行動について、年齢順に投稿記事を整理してみました。うちの子は〇〇歳だから、〇〇歳くらいの記事を読みたいという、ご要望にお答えするものです。2歳の保育園児から、7歳の小学生までの行動理解をご紹介します。子ど...
保育/保育園

発達障害児は保育園での苦労から小学校へ入学するまでに気持ちや態度が荒れている場合がある

発達障害児は、歩き始めが遅かったり、言葉の話し始めが遅かったりします。言葉の発達が遅れると、気持ちを言葉で仲間に言えず、手が出たり足が出たりします。近くの仲間をかじる、言葉で言い返せないで引っ掻くなど、1~2歳の行動も起...
育児/療育

育てるのが難しい発達障害が疑われる子どもの乳幼児期の育て方

発達障害児は、文科省の調査で6%程度存在すると言われています。100人中6人、通常の30人学級で2人くらいですね。発達障害とは、環境との相互作用で、発達期に目立つ、先天的な未熟さです。発達障害とはADHD(注意欠如多動症...
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