不登校の子どもさんの行動理解と保護者の心構えの投稿案内

学校へ行くのがつらい子どもさんや、毎日それに向き合う保護者の方の、胃が痛くなるようなジレンマの毎日を想像しています。

何か1つでも、家庭生活のヒントや保護者の心構えになることがあればと、投稿しています。

いずれも、基本的な考え方は、適応できている保護者が考え方を先に変えることで、結果として適応が難しい子どもさんにも変化が起きる、という仮説です。

読みたいところを探しやすいように、以下に子どもさんの行動理解、肯定的な言葉のかけ方、保護者の心構えの3つに分けて整理してみました。

現在の状況に応じて、読んで頂けたらと思います。

子どもの行動理解

1.朝、起きてもらう方法

朝布団から出られない子どもに起きてもらう5つの方法
冬、寒くなると、誰でも、暖かい布団から出るのは、つらいものです。一番の根底に、「誰でも嫌だよね」という、快感に対する共感があると、肯定的な声かけができます。朝、布団から、起きにくい子どもに対しては、起きる「意欲」を問わな...

2.朝、歩く意欲を保護者のスマホアプリで支える

登校渋りの子どもの登校歩数をかせぐピクミンブルームの紹介
小学生のPちゃんは好きなことがたくさんあって、家での時間はいくらでも楽しく過ごせます。学校は気が重く、朝の登校は、お母さんとの別れのバトルになります。お母さんは毎朝、教室の廊下まで送ってくれます。「3月まで送るよ」とお母...

3.学校の学習で本人の登校渋りになる原因

学校へ行きたくなる4つのポイント 算数文章題・漢字・作文・会話
学校へ行きたくなるには、勉強が楽しいか、人との関係が楽しいか、の2つに注目しましょう。朝、起こすことが難しいのは、勉強と人間関係に、負担やストレスを感じているので、登校できないのかもしれません。今回は、勉強の支え方を3つ...

4.教室の次の居場所を図に描いて見せる

教室へ登校しにくくなった時 教室以外の居場所を図に描いて見せる
通常学級や支援学級の教室に登校しにくくなった時も、学校内と学校外に、たくさんの居場所を作ることが可能です。大人は、その場所の一つ一つについて、言葉だけでイメージすることができます。子どもは、言葉で説明される場所のイメージ...

5.昼夜逆転は朝の登校を避けるために起きている

中学生・高校生の生活リズムを立て直す方法
教育仮設No.16-1 起立性調節障害小児科の外来では、不登校の相談を受けることがある。まずは医師が、身体に問題がないか、問診し、検査をする。貧血がないか、起立性調節障害がないか、などを調べる。成長期の中高生に貧血がある...

6.家族でお互いの目や表情を見ながらアナログゲームをしよう

ゲーム依存を防ぐアナログの遊びの方法
教育仮設No.7-1 仮想ゲームの 発達へのマイナス影響24歳のまさや君とiPadを共有して、まさや君の気持ちの表出に使い、私も楽しかった。まさや君にも笑顔があふれ、iPadで気持ちを表現することの楽しさが、その場で伝わ...

肯定的な言葉のかけ方

7.子どもの心をつかむには―幼児の場合

子どもの心をつかむには子どもに並んで子どもの心の共犯者になる―幼児の場合
大人が話せば、行動修正できる子どもさんの場合は、対面で話し合うことも、良いと思います。認められる行動をした時は、子どもからも目を合わせて来るし、大人も対面でたくさん褒めますね。ところが、子どもが元気がない時や、不登校気味...

8.子どもの心をつかむには―学齢期

子どもの心をつかむには子どもに並んで子どもの心の共犯者になる―不登校の場合
学校に行きたがらない子どもと、話し合うにはどうしたらいいでしょうか。子どもに元気がない時は、家族や先生と、目を合わせて話を聞くことさえ、子どもの側は億劫です。社会的な適応を失って、最もしょんぼりしているのは、子ども自身な...

9.子どもを自信で満たす言葉のかけ方

登校を渋りがちな子どもを元気にする肯定的な言葉のかけ方
学校に魅力を感じなかったり、勉強が難しくてわからなかったり、学校の先生や友達関係でストレスがあると、登校を渋る子どもさんがいます。登校渋りは、子どもの身の守り行動だと理解してください。子どもの気持ちの味方になることが、環...

10.大場美鈴さんの「楽々かあさんホームページ」の紹介

肯定的な言葉かけの方法
教育仮設No.5-1 梅津八三の接近仮設による言葉かけ 心理学者 梅津八三の意図するところに学んで、肯定的な言葉をかけるとしたら、以下のようになると思う。1.現勢の保障「そうしていいよ」2.共感と同行「何々だね」「一緒に...

11.できていることに着目するボトムアップ育児

発達に心配のある子どもをボトムアップで育てる方法
子どもさんの発達を心配して、保護者の方が相談に見えます。どんな風に接したらいいか、何をしてあげたらいいかと、たずねてくださいます。保護者の方も、子どもに寄り添いたいと、思っているのです。社会や一般常識の側に立つのでなく、...
保護者の心構え

12.子どもが登校を渋った時、0歳からのアルバムを一緒に見る

子どもが登校を渋った時、親が試してみる方法の紹介
子どもが朝布団から起きない、子どもが学校に行きたがらない、子どもが部屋から出たがらない、そういう状況を抱えているご家族の心労は、察するに余りある。家族として、どうしたらいいかわからず、頭ごなしに叱ったり、強引に外出へ誘っ...

13.お手伝いで自己有能感を形成しよう

不登校から登校へ踏み出すには家事手伝いで自信を持ち家族に役立つ自己有能感を形成しよう
不登校の子どもたちは、20万人います。8050問題の社会的引きこもりの方たちは、60万人います。その方たちが生き生きと暮らす方法はないものか、ご本人やご家族のみなさんは、日々悩んでいることと思います。家庭で、生き生きと行...

14.得意なことで自信を回復してもらおう

得意なことと自己肯定感があれば生き抜ける
教育仮設No.14「確定域」(梅津八三)これまで何度か、心理学者梅津八三(うめずはちぞう)の言う、「確定域」について投稿してきた。「確定域」とは、その人が最も得意とする領域、基地になること、趣味、特技、夢中になること、取...

15.中高校生の生活リズムを一から作る方法

中学生・高校生の生活リズムを立て直す方法
教育仮設No.16-1 起立性調節障害小児科の外来では、不登校の相談を受けることがある。まずは医師が、身体に問題がないか、問診し、検査をする。貧血がないか、起立性調節障害がないか、などを調べる。成長期の中高生に貧血がある...

16.育児などに役立つ人との接し方

育児に保育に教育に 仕事に介護に役立つ 人との接し方
教育仮設No.10-1 接近のときの心構えこれまで何度か、心理学者梅津八三(うめずはちぞう)の行動調整理論における、人との接し方について投稿してきた。行動する時に人は、言葉の柱を持っていると、心構えが決まって、少しは楽な...

17.保護者の心が幸せを見ると子どもの行動も喜べる

幸せを見つける100の方法
幸せは肯定感から生まれる 2020年4月11日から12月までの240日間で、200記事を投稿できたことを記念して、コーヒーブレイクの話を書きたい。自己肯定感を持つには、自分が幸せな瞬間をたくさん見つけることだ。皆さんは、...

18.子どもの進路

発達に心配がある子どもの進路一覧ピラミッド
子どもの進路についても、相談が多いです。親御さんは、子どもが生まれた時、子どもの一生分を考えます。この子の行く末はどうなるのか、兄姉は、学校は、就職は、結婚は、老後はどうなるのだろう、心配が駆け巡ります。0歳から就学まで...

登校しぶりや不登校で悩んでいる、親子さん、ご家族、お知り合いがいたら、以上の投稿をご紹介していただければと思います。

Google 検索で、「猫ちゃんブログ、不登校」と検索すると、不登校の投稿記事が出てきます。

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