発達障害

子どもの行動理解

困った行動には理由がある 4 否定され自信がないと暴言暴力が起きる

子どもの暴言や暴力には、理由があります。 認めてもらえたという実感がないと、自分という存在に自信がないと、暴言や暴力という二次障害が起きやすくなります。 自分に自信が持てない子どもさん、暴言や暴力が起きやすい子どもさんは...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 3 多動 衝動 不注意 の原因と対応

子どもの多動・衝動・不注意には原因があります。 多動・衝動・不注意を消去しようとするのでなく、原因を読み取って、苦労に共感し、適応のコツを大人が見つけましょう。 多動の原因 子どもの身体は、5歳で完成します。 色々とでき...
子どもの行動理解

困った行動には理由がある 2 想像できない 不安 かんしゃく

大人から見た、子どもの困った行動には、子どもの考えと理由があります。 理由もなく、かんしゃくを起こすわけではありません。 今回は、「困った行動には理由がある」の、その2です。 2022年 by 猫ちゃん 想像できない➡分...
スポンサー広告リンク
ソーシャルスキル

社会適応のためのソーシャルスキル獲得にはどんな理解が必要か?

保護者から、ソーシャルスキルの相談を受けることがあります。 ソーシャルスキルとは、社会という外側に、自分の行動を合わせていく技術です。 外側に合わせてばかりいると、自分を開きすぎて、疲れます。 何かつらい出来事があった時...
育児/療育

発達障害グレーゾーン定型発達とは適応調整の苦労と支援の必要度をあらわす

「障害」についてどうとらえるか、保護者や同僚から聞かれることがあります。 梅津八三は、生きものすべてを、信号系活動および行動体制変換という軸で考え、障害という境界線を語りません。 行動の調整度に粗大と微細があり、それらを...
保育/保育園

子どもの発達は理想通りにはいかない、鉛筆もカルタもジャンケンも何が難しいかを理解することで次のステップが見えてくる

子どもの行動を丁寧に細かく見つめることができると、子どもの今の段階を理解できます。 目の前の子どもの行動を見ないで、子どもの理想像を追いかけると、その子の発達の順序を無視した自己無能感に追いつめることになり、子どもを苦し...
子どもの行動理解

じゃんけんの指は「ぽん」では変更できず「あいこでしょ」では変更できる2通りの使い分け

保育園の5歳の子どもさんで、「じゃんけんに参加はするけれど、じゃんけんの意味が分かって行動できているのか、不明なので見てほしい。」という相談がありました。 じゃんけんでは、じゃんけんの3種類の指型が作れる、2人でじゃんけ...
ソーシャルスキル

ソーシャルスキルトレーニングの投稿案内

今回も、可能な限り、ソーシャルスキルトレーニング記事を、小さいお子さんから年齢順に並べます。 大人が頭の中でイメージしている予定や、「走らない」「降りて」「開けといて」「喧嘩しないで」などの常識やスキルを、填め板・マグネ...
子どもの行動理解

発達障害の小学生の行動理解

発達障害とくくらずに、「子どもの行動理解」を、2020年11月から投稿して来ました。 「発達障害」とある方が、検索して読みやすいというご意見を頂いたので、関連している投稿を年齢順にまとめます。 今回は、小学生の行動理解が...
育児/療育

兄弟関係が難しい子どもの育児の方法

子どもの心理を、動物行動学から学ぶ 猫が膝に乗って甘える、猫が不安から威嚇攻撃する、などを我々も見かけます。 膝に乗る、兄弟喧嘩するなどは、人間の子どもにも見られる行動ですね。 動物行動学者のコンラート・ローレンツは、上...
保育/保育園

保育園幼児期の子どもの行動を理解する投稿案内

今回は、子どもの行動について、年齢順に投稿記事を整理してみました。 うちの子は〇〇歳だから、〇〇歳くらいの記事を読みたいという、ご要望にお答えするものです。 2歳の保育園児から、7歳の小学生までの行動理解をご紹介します。...
保育/保育園

発達障害児は保育園での苦労から小学校へ入学するまでに気持ちや態度が荒れている場合がある

発達障害児は、歩き始めが遅かったり、言葉の話し始めが遅かったりします。 言葉の発達が遅れると、気持ちを言葉で仲間に言えず、手が出たり足が出たりします。 近くの仲間をかじる、言葉で言い返せないで引っ掻くなど、1~2歳の行動...
育児/療育

育てるのが難しい発達障害が疑われる子どもの乳幼児期の育て方

発達障害児は、文科省の調査で6%程度存在すると言われています。 100人中6人、通常の30人学級で2人くらいですね。 発達障害とは、環境との相互作用で、発達期に目立つ、先天的な未熟さです。 発達障害とは ADHD(注意欠...
子どもの行動理解

発達障害児のソーシャルスキル指導では精神論を持ち込まないで物理的に工夫する方がうまくいく

今回は、お掃除当番について、仲間から注意されたQちゃんが、大暴れした理由とその対応について考えていきます。 小学校では、お掃除当番表という円グラフがあって、それを順番に回転移動させて、毎週掃除場所が変わるというのを見かけ...
子どもの行動理解

発達障害児は なぜ通りすがりに友達を叩くのか?

学校の廊下で、後ろから走ってきた発達障害特性のある子どもさんが、友達をポンと叩いて、行き過ぎることがあります。 二人が仲良しで、叩く力もポン!と弱ければ、悪気のない、呼びかけの代わりの「挨拶」と思ってもらえそうです。 し...
子どもの行動理解

子どものかんしゃくが起きないように初めの言い分を受けとめる方法

苦労を抱えている人と、仲良くなるには、その人の価値観の側に立った言葉かけをします。 特に初めて係わる時には、「初発を否定しない」ことが大事です。 初発とは、そのかたが係わりの初めに取ろうとした行動、初めにつぶやいてくれた...
保育/保育園

しりとりが分からない子どもにしりとりの仕組みを形成する方法

じゃんけんやしりとりの意味を理解することが、難しい子どもたちがいます。 無理に教えなくても、年齢を待つと、7~8歳になれば、分かるかもしれません。 5~6歳では、じゃんけんの意味の理解や、しりとりの仕組みの理解が、まだピ...
育児/療育

発達に心配がある子どもの進路一覧ピラミッド

子どもの進路についても、相談が多いです。 親御さんは、子どもが生まれた時、子どもの一生分を考えます。 この子の行く末はどうなるのか、兄姉は、学校は、就職は、結婚は、老後はどうなるのだろう、心配が駆け巡ります。 0歳から就...
育児/療育

発達に心配のある子どもをボトムアップで育てる方法

子どもさんの発達を心配して、保護者の方が相談に見えます。 どんな風に接したらいいか、何をしてあげたらいいかと、たずねてくださいます。 保護者の方も、子どもに寄り添いたいと、思っているのです。 社会や一般常識の側に立つので...
ソーシャルスキル

小学校高学年に授業中の発言ルールを考えさせる方法

小学校高学年の通常学級の担任の先生から、「話を聞くときと、意見を言うときに、集団場面であることを意識させるには、どうしたらいいだろうか?」という、相談を受けました。 先生は、クラスの雰囲気を、積極的で明るいクラスと、肯定...
スポンサー広告リンク