行動調整の心理学

行動調整の心理学

世話する相手から喜びをもらう関係

教育仮設27 教育的に係わり、新しい喜びをもらう心理学者 梅津八三が、子どもと自分の関係性について「相互主客二役性」と語った。自分たちは子どもに一生懸命係わるが、それは一方的に教育をさずけるということだけではない。その仕...
不登校/引きこもり/非行

ネット時間制限ができるNECのWi-Fiルータ・モバイルルータ「Aterm(エーターム)」

教育仮設24-1 我慢するのは心理的に難しい:ゲーム依存対人関係が、苦手な子どもたちがいる。友達と同じになりたいという、同調の気持ちが少ない。マイペースの強い子どもだ。得意なことはゲームで、ゲームばかりしている事例に出会...
ソーシャルスキル

ソーシャルスキルトレーニング填め板

教育仮設23-1 身体全体の運動能力の発達は大事新しい年になって初めて、3歳9ヶ月のL君が療育に来る日なので、駐車場まで迎えに行ってみた。北風の中、元気に片足スキップで、走ってきた。お母さんに「今のマイブームですか?」と...
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ソーシャルスキル

3歳児のソーシャルスキルトレーニング填め板

教育仮設22-1 好きなことがやり取りの基地になる4歳児・保育園の年中組さんぐらいからは、 TOSS 教材のソーシャルスキルかるたを利用することができる。TOSSオリジナル教材 / 五色ソーシャルスキルかるた スタートキ...
子どもの行動理解

初対面の子どもの行動理解と大人の構えかた

教育仮設No.21 適時、適切、適度な、助力(梅津八三)保育園や学校参観及び通級指導教室のような場面で、初めて会う子どもと係わるとき、子どもの行動を理解する構えとして、6点ほど気をつけていることがある。家庭で、家族が宿題...
ソーシャルスキル

行動調整のかるたTOSS教材

教育仮設No.20 ソーシャルスキルの形成かるた家庭はもちろんのこと、保育園や小学校低学年で、使いやすいソーシャルスキルかるたがある。向山洋一先生で有名な、教育技術研究所TOSSサークルの 五色ソーシャルスキルかるたであ...
不登校/引きこもり/非行

中学生・高校生の生活リズムを立て直す方法

教育仮設No.16-1 起立性調節障害小児科外来の心理相談では、不登校の相談を受けることがある。まずは医師が、身体に問題がないか、問診し、血液検査をする。貧血がないか、起立性調節障害がないか、などを調べる。成長期の中高生...
行動調整の心理学

ストレスを減らしてうつから抜ける100の幸せ探し

幸せは肯定感から生まれる 240日間で、200記事を投稿できたことを記念して、コーヒーブレイクの話を書きたい。自己肯定感を持つには、自分が幸せな瞬間をたくさん見つけることだ。皆さんは、自分が幸せだと思う瞬間を100個あげ...
不登校/引きこもり/非行

得意なことと自己肯定感があれば生き抜ける

教育仮設No.14「確定域」(梅津八三)これまで何度か、心理学者梅津八三(うめずはちぞう)の言う、「確定域」について投稿してきた。「確定域」とは、その人が最も得意とする領域、基地になること、趣味、特技、夢中になること、取...
不登校/引きこもり/非行

引きこもりの人の得意なことを形成する方法

教育仮設No.12-1 こもりびと その2 再び NHK テレビで「こもりびと」の第2回目の後半部分を、偶然見た。今回は、ドラマでなく、ドキュメントだった。20年から30年の引きこもりの末に、自死された事例が、家族や支援...
梅津八三の心理学

育児に保育に教育に 仕事に介護に役立つ 人との接し方

教育仮設No.10-1 接近のときの心構えこれまで何度か、心理学者梅津八三(うめずはちぞう)の行動調整理論における、人との接し方について投稿してきた。行動する時に人は、言葉の柱を持っていると、心構えが決まって、少しは楽な...
子どもの行動理解

回避行動が起きた時 共感と緩衝行動で対応する方法

教育仮設No.9-1 社会的引きこもりとは 身の守り行動 NHKテレビで、偶然「こもりびと」というドラマを見た。繊細で優しい人柄で、自己主張のできない主人公が、周りに合わせることに疲れた挫折から、家庭の部屋に引きこもるよ...
子どもの行動理解

教室離脱に対応する方法

教育仮設No.8-1 梅津八三の行動調整法の心理学梅津八三の心理学については、教材に関するこのブログ投稿の初期に、以下の記事で述べた。心理学から考える子どもの行動と教材 | 猫ちゃんブログ梅津八三の心理学「言語行動の系譜...
不登校/引きこもり/非行

ゲーム依存を防ぐアナログの遊びの方法

教育仮設No.7-1 仮想ゲームの 発達へのマイナス影響24歳のまさや君とiPadを共有して、まさや君の気持ちの表出に使い、私も楽しかった。まさや君にも笑顔があふれ、iPadで気持ちを表現することの楽しさが、その場で伝わ...
子どもの行動理解

肯定的な言葉かけの方法

教育仮設No.5-1 梅津八三の接近仮設による言葉かけ 心理学者 梅津八三の意図するところに学んで、肯定的な言葉をかけるとしたら、以下のようになると思う。1.現勢の保障「そうしていいよ」2.共感と同行「何々だね」「一緒に...
ソーシャルスキル

自閉症スペクトラムのかたのあいさつの形成の方法

子どもと目が合ったら、こちらからニッコリしたり、こちらからハーイの手をあげたり、こちらから頭を下げたりすることがあいさつだと、私は思っている。あいさつが起きにくい子どもには、こちらからあいさつすれば良いのだと思っている。...
ソーシャルスキル

ソーシャルスキルトレーニングカードの使い方

教材No.10-1 絵や写真カードは状況をイメージしやすい我々も、日々、ソーシャルスキルを身につけている。子ども達も同じだ。子ども達は日常、マークを見かけている。いつも決まった場所にあるマークは覚えやすい。位置の記憶が原...
梅津八三の心理学

文字と数の概念形成にかかわる心理学

これまで紹介してきた、梅津八三、中島、水口、中野、木村たちの「心理学的輔生法(梅津)」をまとめておこうと思う。子どもの行動から子どもの心理状態を理解する 子どもと係わる時、子どもの心理状態が、今どんな状態にあるかを見取る...
梅津八三の心理学

子どもの得意な領域で付き合う方法

現勢の保障と得意な領域 病院の発達相談に、5歳、年長児のAさんが、ご両親とやってきた。私がベビーブックを持って待合室に迎えに行くと、Aさんはうなり気味に泣くように興奮していて、待合室に戻そうとするご両親の説得を振り払いな...
梅津八三の心理学

梅津八三の心理学「言語行動の系譜」

梅津八三の「言語行動の系譜」 梅津八三の晩年の愛弟子である仙台の吉武氏が、梅津八三の著書『重複障害児との相互輔生行動体制と信号系活動』(東大出版会1997年)について、日本障害児教育実践学会誌で書評を述べている。書評で吉...
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