数・算数・数学

数・算数・数学

数の概念を形成する32の方法

算数が苦手だ、という子どもさんたちがいます。1個と2個は分かるが、3個以上は「いっぱい・たくさん」であって、3以上の量と数字が一致しないことが長い期間続きます。本人は不便ではないのだけれども、算数の勉強について、保護者や...
数・算数・数学

数学の文字式を助走と空間整理で学習する

小学校の算数は、3年生頃から抽象的になり、難しくなります。算数文章題は、文章の意味を取れたか? 絵を描いて考えることが、解法のポイントでした。小学校低学年から、文章の意味を身振りや絵にして、イメージを強化します。文章=絵...
数・算数・数学

小学校低学年の算数文章題を絵・身振りでイメージする

低学年の算数文章題を解けるには、国語の音読もスラスラ読める力が必要です。算数文章題をスラスラ読めないとき、絵・身振りが、理解を助けます。「おりがみが」と読める子どもは、「おりがみ」の意味がわかり、折り紙をイメージできます...
スポンサー広告リンク
数・算数・数学

小数わり算文章題を助走問題と絵で理解する

今回出逢った学習は、小学校高学年の、小数わり算の文章題です。「6.3 m の鉄棒があります。重さは7.56 kg です。1 m あたりは何 kg ですか?」と言う、子どもの日常生活の算数を超えていると思われる、小数の問題...
数・算数・数学

算数が苦手な子のプリントを分かりやすくする方法

教育仮設26-1 横への視覚的な探索は難しい大人や先生方あるいはミスなくできる人にとっては、何でもないことかもしれないが、考えを横に書き写す、ということは視空間整理が弱い子どもにとっては難しい。ミスが起きやすい。下の画像...
数・算数・数学

時計の学習の方法

教材No.47-1 時刻の学習も3者を同時提示➀ 正時くもんの時計の学習カードや、教科書の時計の学習のように、まず一番に、正時(ちょうどの時刻を「せいじ」という)を読めるようにしたい。左はくもんの「時刻と時間ドリル」正時...
数・算数・数学

算数文章題多少比較構文の心理学的な工作方法

教材No.44-1 子どもの認知や心理に基づいた教材 中野尚彦の教材の発想は、天才的である。野生児のビクトールに直接法(カップに隠されたくるみを記憶しておいて取る)を授けた、イタールをしのぐ発想だ。もちろん、初期学習の中...
数・算数・数学

算数文章題比較構文のわかりやすい提示方法

教材No.43-1 算数文章題比較構文の難しさ  算数1年生の教科書の最後の方で、「図を使って考えよう」という単元が登場する。いわゆる、算数文章題である。そこに「多い・少ない」の比較構文が登場する。例えば、東京書籍発行の...
数・算数・数学

算数九九6の段 間違えやすい漢字 カタカナ長音

教材No.41-1 算数九九6の段 難しい口誦の同時提示・同時比較 小学校2年生の秋には 算数6の段を学習する。6の段で口誦が難しいのは6x4=24 6x7=42 6x9=54 の三つである。6x4=24が記憶登録された...
数・算数・数学

お金の学習と表記 3

ルーティーンの自主変更 臨機応変の行動 28歳の自閉症の一平くんと、病院小児科で、3週間ぶりに学習した。一平くんはこの日、臨機応変の行動を、自発的に取れた。16時が予約の約束の時間で、一平くんは診察室に入って来るなり、5...
数・算数・数学

分数の意味を分かりやすく教える方法

教材No.39-1 生活算数の中にある分数の土台 算数の分数は、小学校2年生の2学期に、折り紙を1/2、1/3、1/4、1/8にすることが初めて登場する。算数の土台は、生活の中にある。生活の中で分数を体験出来ていると、分...
数・算数・数学

三角形と四角形の効果的な学習の方法

教材No.38-1 三角形と四角形の教材の作り方   三角形と四角形の教材の作り方は、工作画用紙やボール紙と、ハトメパンチを用意する。上記の材料で、下の画像のように、様々な三角形と四角形を先生が作っておく。中野尚彦 考案...
数・算数・数学

図形の学習に身振りを取り入れて記憶を助ける方法

教材No.37-1 発達心理学から考えて 教育に身振りは必要 育児も保育も教育も、大人が子どもに対して行なう活動だ。大人は、音声言語系のやり取りで暮らすことに慣れていて、実物や身振りサインをほとんど使わない。しかし、0歳...
数・算数・数学

お金の学習と表記 2

教材No.36-1 複数種類のお金の合算表記 一平くんは28歳、音声言語がほとんどない。高等特別支援学校を卒業して、”ありさんち”という作業所に通っている。一平くんが7歳の頃から、22年の付き合いだ。一平くんは私と、2桁...
数・算数・数学

お金の学習と表記で実感を付ける方法

教材No.35-1 算数の実感「仲間集め・仲間分け」 数概念が形成されるのは、一般には、6歳半から8歳頃にかけてである。小学校1年生の算数は、はじめに、仲間づくりと、数えることを学習する。並べる・分ける・集める・数える・...
数・算数・数学

算数四則文章題の解き方

教材No.34-1 文章題の絵が描ける 算数四則文章題の解き方のコツは、3つある。一つ目は、文章の意味が分かり、文章題の絵が描けることが、重要である。子どもが絵を描けない時は、大人が絵カードを準備しておく必要がある。四則...
数・算数・数学

掛け算九九の正答教授法

教材No.33-1 掛け算の基礎は 足し算 掛け算九九の基礎は、足し算である。いくつずつ増えるという、加算の▢穴埋め問題が自由自在でないと、掛け算も難しい。小学校2年生の算数九九では、まずは5の段を学習し、次に2の段を学...
数・算数・数学

算数2桁の表記と繰り下がりの方法

教材No.32-1 11以上の数表記 2桁 最近、算数に渋滞を示す小学1年生と、学習した。心理検査WISC―Ⅳでは、 IQ が100前後あり、言語発達は歴年齢発達に相当していた。算数は、10までわかるが、11・12・13...
数・算数・数学

算数の数直線を形成する方法

教材No.31-1 お金の計数 数字と量が一致するようになると、算数加減算を学習する。2桁以上の大きな数を学習するために、数直線も登場する。数字と量に実感がなくても、数直線や大きな数を学習できる子どももいる。実感がないと...
数・算数・数学

算数加減算の記号の意味がわかる方法

教材No.30-1 5まで10までの 数字と量が一致する指型・算数ブロックなどで、5まで10までの数字と量が一致すれば、加減算に進める。教材No.30-2  5 +α を学習する+記号の意味の「両手を合わせる身振り」が大...
スポンサー広告リンク